EPPlus 8

ワークブックのデジタル署名

スプレッドシートプログラムのデジタル署名機能を使用すると、ユーザーはドキュメントの整合性と出所を確認できます。デジタル署名を追加することで、署名後にコンテンツが変更されていないことを確認できます。これは、重要なドキュメントを認証する場合に便利です。一意の識別子として機能するデジタル証明書が必要です。署名が適用されると、その署名は、ドキュメントが正当で安全であることを他の人に保証します。

バージョン8から、EPPlusを使用してワークブックに署名したり、署名欄を追加したりできます。詳細については、Github wiki を参照してください。

OLE オブジェクト

OLE (Object Linking and Embedding) を使用すると、Word 文書、PowerPoint スライド、画像など、さまざまな種類のファイルをブックに直接埋め込むことができます。この機能により、埋め込みオブジェクトがワークブック自体の一部になり、包括的で対話型のレポートを簡単に作成できます。リンクとは異なり、埋め込みとは、オブジェクトがワークブック内に保存され、ソースファイルが移動または削除されてもアクセス可能な状態が維持されることを意味します。

インセル画像

ExcelのIn-Cell Picturesは、画像をセルに直接挿入して、データの視覚化を強化できる機能です。この機能は、在庫リストやグラフに商品画像を含めるなど、より魅力的で情報量の多いスプレッドシートを作成する場合に特に便利です。

IMAGE 関数は、URL から画像を追加できるようにすることでこれをサポートします。さまざまな画像形式をサポートし、セルに合わせて画像のサイズを調整するため、ビジュアルをデータにシームレスに統合することが容易になります。

Sensitivity Label API

Microsoft Purview の秘密度ラベルは、秘密度レベルに基づいてデータを分類およびラベル付けすることで、機密情報を保護および管理するのに役立ちます。これらのラベルは、暗号化を強制し、アクセスを制限し、透かしを適用できるため、機密データが組織全体で適切かつ安全に処理されます。

EPPlus 8 では、Microsoft Information Protection (MIP) SDK を介して秘密度ラベルを操作するための新しいインターフェイスが導入されています。これらのインターフェイスにより、開発者は Excel ファイルに秘密度ラベルをプログラムで適用および管理し、アプリケーション内のデータ保護とコンプライアンスを強化できます。

EPPlus 8のユーザー要望のあった機能

EPPlus 8 では、ユーザー コミュニティからのフィードバックに基づいて、いくつかの新機能が導入されました。これらの機能強化は、機能とユーザーエクスペリエンスを向上させることを目的としており、当社のソフトウェアが熱心なユーザーの進化するニーズに引き続き対応できるようにします。

ライセンスキー

EPPlus 8 では、商用ライセンスのライセンスキーと、ライセンス情報を提供するための新しいインターフェイスが導入されています。商用利用については こちらのページを 、非商用/個人利用については こちら をご覧下さい